Amazonで学ぶツールの使い方

去年の暮れぐらいにVroidを触り始めてから、あれもやりたいこれもやりたいで久々にツールの導入ラッシュになってたりする今日この頃。ツールも安い物ばかりでは無いので他の出費は押さえたい所ですが、まぁ、おおよそ起こるのが、ツールは導入したもののさてどうすればいいんだっけ?みたいな。

最近はWebを検索すれば欲しい情報はすぐ出てくる事も多いですが、やはりピンポイントな情報が多いですよね。ツール導入直後から手取り足取り教えてくれるサイトなんかは、有名なツールだと見つけられたりしますが、比較的マイナーなツールだったりすると中々そこまでは無い事が多いです。

そうなってくると頼りになるのはやはり技術書だったりします。マイナーなツールでも1冊は日本語版の本が出てたりするものです。

僕もだいたいツール買うと結局1冊は本買うことが多かったんですが、おおよそ予算はツールの分しか考えてなくて、いざ本を購入となると懐に想定外のダメージが行くわけです(^^;

で、昨年暮れからのツール導入ラッシュだったんですが、やはり本を探してるうちに一つ気付きました。

元々、電子書籍の雑誌を読むのが好きでAmazonのKindle Unlimitedに加入してたんですよね。ゲームや写真関連の雑誌眺めたり、ラジコンマガジンも読めたりで、月額980円なんかあっという間に元取れてしまうので。

で、技術書を探してるときにKindle Unlimitedに対応してる本はその表示がされるのですが、最近妙にツール系の技術書で対応してるものが増えた気がします。

超売れ筋なんかは当然Kindle Unlimited化されない事が多いので、まぁ必要に応じて別途購入かな、とは思いますが、とりあえずツールのざっくりとした使い方を学ぶ場合や、購入するツールをどれにするか迷っている時は先に本で操作系とか確認してみて自分に合っているかをより細かくチェックする事なんて使い方が可能です。

自分がここの所でお世話になったKindle Unlimited対応本といいますと、まずはAffinity Designerの本。Affinity Designer自体は凄く良いツールだと思うのですが、日本語の情報はライバルのAdobe Illustratorに比べるとまだまだ少ない状態。

取っ掛かりには充分な情報量でした。基本的にはVroidモデルのテクスチャを非破壊的に描くのに使用するつもりだったので、最初の方のピクセル写真の加工とかはすっ飛ばして、ベクター描画機能であるデザイナーペルソナ辺りから読んだりと、使用に応じてつまみ読みしてます。こういう部分的でも必要な情報を気軽に探してこれるというのはサブスクリプション型のKindle Unlimitedの利点ではあります。本屋でうーん、ここの少しの部分だけ情報欲しいけど、この金額かぁ…ってなった事ありません?(^^;

Affinity Designerに関しては他にもWebデザイン向けの本なんかもKindle Unlimited対応したものがありました。いずれはそっちも読んでみようかな…。

キャラモデルがある程度出来た所で音声合成ソフトで喋らせてみよう!となったんですが、情報量も少なく恐る恐る導入したのがRecotte Studio。Amazonのソフトのレビューなんかも古いものと新しいものが混じってて今はどうなのかな、情報とか余り無いのかな、と心配だったんですが、こちらもKindle Unlimited対応で以下のような本を見つけました。

こんなニッチなソフト(失礼)の解説本、しっかりあるんですね…驚きです。

映像編集ソフトとしては過去にVEGASを弄っていたので、タイムラインやトランジション辺りについては理解していたのですが、Recotte Studioはいわゆる「ゆっくり動画」の作成に特化したアプリケーションで、3Dのモデルや効果をオーバーレイして表示したり、更には音声合成ソフトであるCeVIO AIトークやVOICEPEAKと連携する必要があったりと、ちょっと特殊な操作も多く、この本で操作を学んだものも多かったです。


これは趣味にも仕事にも使ってるPhotoshopでスクリプトを組む時に使う本で、もはやバイブル的な存在ですね。多数の画像とかをちょっと凝った処理とかしたい時にスクリプト組んじゃう時に、あれなんだっけ…とこの本を開く事多いです。実は紙版も持っているのですが仕事場に置きっぱなしなので、家で見たい時はKindle Unlimitedで…という使い方をしています。

昔MIDI関連を少しかじってたのもあって、音声合成弄ってると歌声合成もそのうち使ってみたいなー、そうしたらDAWは何がいいのかなーと頭を過りましたが、そんな時もサクサクっとKindle Unlimitedで当該ソフトの本を斜め読みしてみて雰囲気を得て遊んでみたりもしてました(^^;

このCubase本とStudio One本はそれぞれバージョンがひとつ前なのですが、そこまで大きく変わる訳でも無いですし、著者も同じ藤本健さんなのでブレも余り無いかな、という所です。

僕が最近お世話になった本はこんな感じでしょうか。たぶん、探せば他にももっといっぱい出てくると思います。ゲーム実況の本とかも見掛けましたし、イラスト系では定番のCLIP STUDIO PAINT PROの公式ガイドブックや、絵の描き方自体の解説本なんかもたくさんKindle Unlimited対応していました。

僕はピクセル絵はほぼやらないので恩恵にあずかれないのですが(^^;、イラスト系の本は結構数があったので需要は大きいんでしょうね。


ゴールデンウィークもそろそろ見えてきましたし、休みの時間を利用してKindle Unlimitedで新しいツールや手法を覚えてみるのも良いのかなーと思った次第でした。僕はどうしようかな…。

※この記事のAmazonへのリンクが全てアフィリエイトになってる事はお伝えしておきます。お金がどうのというより、商品画像付きリンク作るのが楽なんですよね…。